「なんとなく」上を向いたらエレベーターのサインが目に入りました

2014.12.04

web・クリエイティブサポート

こんにちは、クリエイティブチームのナカノワタリです。

突然ですが、エレベーターに乗っている時間ってどことなくソワソワしませんか?知らない人と乗り合わせたときなど特に…
なんでも「知らない人同士が至近距離にいる環境では、居心地の悪さから無意識に上を向くことが多い」という調査結果があるそうです。たとえば電車の吊り広告にも、人間のこの習性(?)がうまく利用されています。

この度、大阪本社のエレベーターサイン(案内板)をリニューアルすることになりました。「多くのお客様、特に初めて訪れるお客様にとって、よりわかりやすいご案内にしよう!」という方針でのリニューアルです。
混み具合や状況に左右されず、誰もが見やすい位置はどこか…。検討を重ねた結果、扉の横から上へと位置変更をしました。
そうです。人間の「上を向く習性」を意識して、自然と目に入るポジションにサインを設置することになりました。

最終決定したサインの一部がこちらです。エレベーターに乗られるときはぜひご覧ください。

0_01_EVsign

実は、ボツ案で次のようなものがありました。

p_EVsign_botsu

エレベーターの中は、短時間とはいえじっくりと掲示物を見ていただける場です。
より多くの情報を伝えられるチャンスではありますが、あえて情報量の多いビジュアル的な表現は抑え、テキスト情報にしぼったデザインが採用されました。

というのも、エレベーターを出てすぐの正面には部屋表示のサインがあり、右方向・左方向それぞれにどの部屋があるか直感的につかみやすい設計になっています。そのため、エレベーターの中は必要最低限の情報に抑えています。

街中にあるサインの配置や表示内容は、皆さんが思っているよりずっと多くのことが考慮されたものになっています。利用者の身長、目線、人数、設置場所の明るさ、光の当たり具合…考えればキリがないほどです。
このサインにも、多くのご意見とアイデアが詰め込まれています。お客様にとっての「わかりやすい!」に役立てていただけることを願っています。